こんにちは。ルルと申します。
レギュF期間中の4ヶ月間に使用していたトドロクツキを紹介したいと思い、今回記事を書かせていただきました。
【経緯】
今年1月に行われた、なつみんさん主催のLady1グランプリにおいて、もめんちゃんの使用した耐久振り竜舞トドロクツキ＆ゴツメエルフーンの並びが、両方のウーラオス相手にサイクルを回せつつ、起点作成からの積みを行える動きの幅の広さに着目し、エルフーンと組ませる上で最適なトドロクツキの調整等を考察することにしました。
＊大会アーカイブ↓
ここから耐久調整を行う上で仮想敵を想定することにします。
大会での活躍や実際にランクマに潜っていて、
・環境で遭遇しやすいノマテラカイリューの神速を2耐えするという条件は絶対に欲しい。
・A+1トドロクツキが赫月ガチグマをワンパン出来ず、特化レベルの火力のノマテラブラッドムーンと真空波に従来の調整では低めの乱数でしか耐えられないため、耐えるようにしたい。
・ブリジュラスの眼鏡流星群による出落ちは防ぎたい。
・追い風エルフーンとの組み合わせでエナジーハバタクカミに強く出たい。
こちらの条件を満たすようテラスタイプを飛行に固定した上で調整を行いました。
【調整】
207(212)-187(84+)-103(92)-*-122(4)-154(116)
HB:カイリューの特化ノマテラ神速乱数2発（6.25％落ち）
水テラスの特化水流連打確定3発（40.6〜49.3%）
HD:ブリジュの眼鏡流星6.25％落ち
C187ハバタクカミのムーンフォースを飛行テラス時に確定3発（40.6〜47.8%）
C203赫月ガチグマのノマテラブラッドムーン+真空波の瀕死率45.31%
A:11n
S:2回竜舞後＆追い風後に最速エナジーカミ抜き
準速イーユイ抜き抜き
準速スカーフラオス+5
【持ち物】
・ブーストエナジー
アクロバット型で運用したいため、一般的ですが採用。Sには十分な努力値を割いていることからAが上昇するように調整しました。
【テラスタイプ】
・飛行
カイリューの神速半減よりも、抜群技を等倍以下にしたい＆アクロバットの火力上昇が欲しいため、テラスタイプをこちらに選択しました。
【技構成】
一般的なものと変わりませんが、一応記載します。
・アクロバット
エナジー消費と飛行テラス時との組み合わせによる高火力技。レギュFでは晴れパが時々遭遇するので、晴れターンを消費したり、カバルドンの採用をする等してエナジーを消費するようにしておりました。
・はたきおとす
強力な追加効果を持つ一致技。後述しますが、スカーフ水ラオスには勝ちパターンがあったので、スカーフの可能性が高い場合、水ウーラオスにはあまり撃たないようにしてました。
・竜の舞
積み技。この技の存在により、エナジーを消費した後も裏に引いて再展開が可能なので、なくてはならない技だと思います。
・羽休め
回復技。体力管理からPP枯らしまで、竜の舞と組み合わせて、動きに幅を持たせられました。
【調整により可能な動き】
・対赫月ガチグマ場面
まずトドロクツキで相手のガチグマのシルクのスカーフをはたきます。
そうすると、相手のC203ノマテラブラッドムーンを93.75%耐え、次に飛行テラスを切ることで、相手のC203真空波も54.62％で耐えることがをできます。
これについては、従来の耐久振りトドロクツキよりもHを伸ばすことで生存性を高めました。
・対スカーフ水ウーラオス性能
S15以降に増加したスカーフ水ラオスについて、こちらがテラスタルを切らず、相手が特化水テラス水流連打を押してきた場合、ダメージが半分以上入らないため、羽休めでPPを枯らすことができ、そのまま悪あがき発動まで持ち込むことが出来ます。
・対エナジーハバタクカミ性能
飛行テラスを切ることで、特化以外のムーンフォースが急所以外で半分入らず、2耐えしながら強引に竜舞することができ、2回の竜舞で最速エナジーカミを抜いて、上からアクロバットを撃ち込むことが出来ます。
また追い風を用いることで、竜舞することなく最速エナジーカミを抜くことも可能です。
【相性考察】
・エルフーン
そもそもこのポケモンと組み合わせるように調整しなおしておりました。HBゴツメによりウーラオスの型判別が行える引き先、アンコールや宿り木による起点作成、退場時の追い風によって後続のトドロクツキの制圧力強化等々、相性は非常にいいと考えております。
【後語り】
2シーズン目以降のパオジアンの増加により、エルフーン+トドロクツキは動かしずらくなり、構築も試行錯誤しておりましたが、私個人のランクマに取り組める時間が減ったことで、結果を残すことは厳しいと感じ、今回トドロクツキの調整だけでも公開したいと思い、今回公開させていただきました。
ここまで読んでいただきありがとうございました！！
