【SWSH】小雪レシゼルネfinale【最終944位 R1809】
はじめまして。ルルと言います。
伝説2体ルールは終わりましたが、それでも好きなポケモンを入れたい、美しい、可愛い構築を組みたい方の一助になれるよう構築記事を執筆し、公開に至りました。
本記事は以前書いた小雪レシゼルネ - rurublue’s diary (hatenadiary.com)からのいくつかの変更点を加えたものでありますが、初見の方にも全て把握してもらえるようにあちらに書かれていたこと、メモしていた内容も含めて書けることは執筆したので、構築記事としては長くなってしまいましたが、要所だけでも読んでもらえると幸いです。
この構築は見た目を重視しつつ、3桁以上を目指す構築として組まれて、プレイングの難易度が非常に高いものの、受け構築とメタ構築に絶対的な有利な構築となっています。
恐らくレンタルチームずっと公開しているので、もし興味がありましたら全然使用していただいて構いません。
*サムネ映えの関係でトレーナーカードのメタモンを色違いにしておりますが、実際は通常個体で使用しております。
【コンセプト】
・見た目が美しいポケモン、可愛いポケモンのみを使用した構築で環境でも勝てる構築にする
・レシゼルネの構築の新規開拓
・採用されるポケモンこそ違うものの、ほとんど構成が通ずるゼルネクロでは出来ない独自の強みを持つ構築を組み上げること
【構築経緯】
私は元々ゼルネクロを使用していましたが、地面等倍以下の鋼タイプへの勝率が低く、ミラーやホウオウが増えたので、ゼルネクロを使う事を諦めましたが、私がこれまで使った伝説で一番練度が高いのがだったため、を軸にした構築を作ることにしました。
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7月に開催された剣盾日韓交流戦にてSnowPartyさんが使用していた(厳密には選出されていません…)+スリップダメージの並びが非常に印象に残り、この並びをぜひ使ってみたいと思いました。
と組む伝説としてゼルネクロの反省から地面等倍以下の鋼タイプに強いポケモンを探した時、組み合わせたときにミラーがほぼ発生しないことと元々相性がいいとされているを採用することにしました。
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と組むは物理と特殊のどちらもいるものの、特殊にするとホウオウが重くなること、二桁で結果を残しているのが物理型しかいないことから物理で運用することに決めました。
ただ物理は竜の舞を前提としていて、それで結果を残したという構築が非常に少なかったため、結果を多く残しほとんど似た動きをする竜の舞型の構築記事をとにかく探して読みました。そこでs28にて2位を取ったえもちこんさんの構築(【S28最終2位レート2139】雷鳴ゼクロムオーガ - ٩( ᐛ )و (hatenablog.com))を見つけ、でもほぼ似たような動きが出来るのではと考え、えもちこんさんの構築を参考に組むことにしました。
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物理が竜の舞を使って運用する場合に壁がほぼ必須なことと、上記でお話した+スリップダメージが再現出来ることから参考元の構築記事でも使われていたを採用することにしました。
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が出せない場合にが重いことや、相手の積みアタッカーへの切り返しとしてを採用することにしました。
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ここまでの並びでほぼ構築が完成されていましたが、初手のスカーフアタッカーに対して確実に1匹持っていかれてしまうので、えもちこんさんの構築と同じく初手の出し負けをカバー出来るポケモンを用意することに決めました。
そこでに強いとに強い万能傘持ちのを採用することにして、一旦構築が完成しました。
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しかし、壁要員の存在や他のポケモンの並びからがほぼ確実に物理型と見破られ、火力があまりないことを知られた上で立ち回らざるを得ないことと、が以外に全く役割を持てないことから構築にほとんど勝てないという課題が発生しました。
そこでを物理での突破力を兼ね備えつつ元の特攻の高さを十分に生かす両刀型に型を変更し、を対面操作が出来てゴチルゼルにも対応出来るに変更して、最終日前日に本構築は完成しました。
ここまで読んでみてもらうと分かるのですが、この構築は既存のレシラムゼルネ構築のブラッシュアップというよりも、ゼクロムオーガの派生形という方が近いです。
ちなみに最初にレシゼルネを使って上位で結果を残した構築(【ポケモン剣盾シングル S29 最終79位 レート2000】双璧のレシラムゼルネ~復活のメガリザX~ - ポケガーデン (hatenadiary.com))がありましたが、ラキヌオーで荒すことは当時よりゴチルゼルが数を増やしているため、その戦術は採用しませんでした。
【個体解説】
ゼルネアス@パワフルハーブ
HB:陽気イベルタルの命の珠ダイスチルを確定耐え
C:特化
S:ジオコントロールを積むと素早さ+1のエースバーンを抜ける
参考元↓(許可を取っています)
【ポケモン剣盾シングル S29 最終79位 レート2000】双璧のレシラムゼルネ~復活のメガリザX~ - ポケガーデン (hatenadiary.com)
元々CSベースのムーンフォース、かみなり、気合玉を使っていましたが、ダイスチルで返り討ちにするイベルタルが増加したのでダイスチルを耐えるこちらの調整を見つけ、そのまま使用しました。ただ環境の中にいるゼルネアスの中では遅い部類に入りますのでミラーの際はかなり意識して立ち回りました。
技構成については、環境が進むにつれてホウオウが増加し、それを意識してかみなりや岩雪崩を採用していた時期もありましたが、そちらはレシラムで対応するので、ラッキーなどに対応出来るように最終的に参考元と全く同じものにしていました。
この調整と技構成のゼルネアスは私が確認した範囲では上記の構築記事が初出で、最終2位を取った個体やSnowPartyさんが使用していた個体も全く同じでしたし、個人的には技も調整もこの環境においてはこれが結論だと思います。調整も技構成もバレていても強いのが本当に素晴らしいです。
フェアリーオーラ特化ムーンフォースは半減の相手でも押し切れるので特化は本当に強かったです。
レシラム@命の珠
結果を残された方で岩技を採用している方もいらっしゃいましたが、コピーされた際に逆鱗で技を固定させるために意図的に採用しませんでした。
ダイマックスをしたコピーレシラムのいなし方はこちらの動画を参考にしていました↓
キュウコン@きあいのタスキ
149(4)-×(0)-95(0)-133(252)-120(0)-177(252)
ぽけっとふぁんくしょん!
S:最速ガブリアス意識
H:余り
原案にあったゼクロムオーガとほとんど同じで壁要員や、初手でのS判定、霰によるスリップダメージ展開、アタッカーなどの様々な役割をこなしてくれました。壁要員の中でも相手の壁枯らしを許さないという独自の強みがあると思います。
霰が本当に優秀で、スリップダメージによって、マンムーとマニューラ以外の襷を潰したり、ゼルネアスの天敵のヌケニンを倒したり、陽気レシラムではミリ残しになって一撃で倒せない相手を倒すことが出来る等のレシゼルネにとって手の痒い部分に手が届く天才的なピースでした。
本家同様HP1でも残しておくと、霰や壁の再展開が出来たり、相手の低速な後続のポケモンを抜群が付きやすい技範囲で倒したりできます。
ブラッキー@たべのこし
HD:黒バドレックス意識で特防特化
B:余り
ゼルネアス、レシラム、キュウコンだけでは上からアストラルビットを撃たれるだけで試合が終わってしまいますし、メタモンでコピーしてもスカーフ所持率が高くて同速勝負になることから、黒バドレックスメタとして入れました。構築的に映えるかなと思い色違い個体を採用しています。
技構成も調整も持ち物も一般的なものを採用していました。ブラッキーを選出した試合はTOD展開になることも多々あったので、回復技のPPが多いこの技構成でいいと思います。
シンクロによって欠伸ループに嵌められない状況になってしまうことや、怯みでの突破を許さないように特性は精神力にしました。
黒バドレックス対策枠はガオガエンがメジャーですが、この構築で採用してしまうと岩技(特にステロ)の一貫が大変なこととなることと、欠伸で対面を操作したい場面があったために採用しました。
バドザシ、バドホウオウ等の黒バドレックス入りには基本的に出すように心掛けています。ただ上手い人ほどこの構築に黒バドレックスを出さないため、時には黒バドレックス出ない読みで敢えて選出しませんでした。ただ読みを外すと苦しい試合展開になります…。
ランターン@とつげきチョッキ
223(180)-×(0)-78(0)-106(76)-140(252)-87(0)
ぽけっとふぁんくしょん!
メタモン@こだわりスカーフ
【選出・立ち回り】
基本選出はに決めていましたが、有利な構築と初見やマイナーな並び以外にはあまりしませんでした。一応この並びにはこの選出というのは事前に考えていたものの、取り巻き次第でアドリブでかなり変更していました。ただ再戦で全く異なる選出をしても勝てることから、自分の構築と相手の構築への十分な理解があれば、絶対にやってはいけない選出をしなければどの構築にも勝てるポテンシャルはあると思います。(そのため、環境に存在する結果を残した並びは一通り試しました)
選出及びプレイングに関しましては、か、時にはを通すこと、をとにかく主軸として、それ以外のポケモンで通しにくい相手を担当してもらうように意識していました。
ももに非常にコピーされやすいため、身代わりでコピーを予防する、切り返せるようにダイマックス権を残しておくようにしていました。というより、原則としてこちらからダイマックスを切らないようにしていて、初手ダイマックス等はほぼしませんでした。
以下が事前に決めておいた選出とそれらに対する立ち回りになります。ただ絶対にこの選出一択という絶対にこれといった選出はあまりないです。
対 選出or@1
基本的にこれで何とかなりましたが、カバルドンがいるとキュウコンをメタモンにしたりもしていました。 バドザシはHSザシアン少ない印象を受け、メタモンが通った試合が多くありました。
上手い人は黒バドレックスを出してこない傾向があり、順位から実力を推測し、ブラッキーを選出しないこともあったのですが、最終日では実力問わず、よく出されたのでブラッキーは絶対に選出しました。
対 選出 @1
これまでは雨のせいでキュウコンで壁を貼れなかったり、レシラムの炎技でザシアンが倒せないなど、環境の並びの中で一番キツく勝率が5割を切る並びでした。しかし、ランターンの採用により革命が起きました。
大体初手ザシアンが来るので、初手メタモンでコピーして一度突っ込み、交代を強制するか、荒す等して、カイオーガが出てきたらひたすらボルトチェンジでサイクルを回して一生有利対面を作り続けて伝説のどちらかを通していました。 そもそもどんな型であってもレシゼルネ自体がそもそもザシオーガがキツいとのことでしたが、ランターンの採用によって安定性が非常に増し、2日間しか使っていませんがカイオーガ入りの構築にほぼ全て勝ち、負けたのはプレミした1戦のみでした。
対 選出or
伝説がそれぞれ有利なため、基本的に勝てます。壁を貼って、レシラムで舞えば大体勝てましたが、 慣れたら後者で戦っていました。傾向的にイベルタルの選出率は低めでした。
対選出
超有利です。キュウコンで壁を貼って、相手の選出に合わせて、どちらかを選んで積んでいき、殴り合いを制します。アタッカーも受けも不利を取りません。
対 選出
オーロンゲ入り以外は大体初手日食ネクロズマなので、そこにレシラムを合わせたり、サイクルを回して炎技を当てていき、ゼルネアスはこちらが先にゼルネアスで積んで対応したり、メタモンでコピーして勝ちました。
対 選出or
基本的に壁を貼るかサイクルを回してレシラム舞ってしまえば、サイクルを崩して、そのまま勝てました。この構築の厄介なところは人によって選出が全く異なることで、選出読みが逆にほとんど出来ず、相手の構築の中から選出されたら重い順に選出していました。ただ相手もプレイングの難易度が高い構築で、こちらはあまりメジャーな構築ではないのであまり強くない選出をしてくれて比較的勝ちやすい部類でした。ただし、上手い人には負けます…。
傾向としてこの構築は上手い人ほどバドレックスを選出しませんでした。
対選出
基本的に初手日食ネクロズマなので、キュウコンで上記にあった日ネクに零度を撃ってから壁を貼り、レシラムを投げて物理型と偽装させて、レシラムが龍舞する読みで居座るので、そこをあおいほのおで日食ネクロズマを倒します。日食ネクロズマがいなくなれば、ゼルネアスの通りが凄まじくよくなるため、後は積んで勝ちです。
対系などを含めた様々な並びのメタ構築 選出
7月から流行り、最後まで時々見かけたメタ構築。絶対に勝てます(一度プレミで負けましたが…)。 相手からすると、ゼルネアス+霰、特性貫通の積みアタッカー、一撃技などのとにかく相手にしたくない要素がたくさんあるので、相手視点ほぼ無理なため、一番楽に勝てました。 ヌケニンもゴチルゼルもこの構築では有利な相手です。バンビーさんが6位を取り、剣盾日韓交流戦で使用した構築の枠の1つがエアームドに変更されている構築にも全然勝てました。
【キツいポケモンや並び】
初手に出される電磁波持ち
初手に来たに完全に対応出来るのがゼルネアスしかいませんし、後ろからザシアンが来ると後手に回されて本当に厳しいので、相手の並びから型を予測してピンポイント当てないと負けです。酷いときは初手キュウコンでひたすら零度押してました。
一番キツい伝説の並びは断トツでこれでした。初手ザシアンにメタモンを合わせて流れを取りに行くか、キュウコンで壁を貼ってレシラムで積んで2タテを狙うしか勝ち方が分からなかったです。上手い人のザシホウオウには最後まで勝てませんでした。最終日に当たらなかったのが吉でした。
初手ダイマックス型以外はダイマックスされる前にレシラムの炎技やゼルネアス+2ムーンフォース当てるぐらいしか勝ち筋がなく、プレイングで駆使して何とか倒していました。ただバドレックス側も立ち回りは対策はかなり確立されている印象で上手い人のバドレックスには勝てませんでした。
【本構築の評価点】
主に他のメジャーな構築、結果を残した構築との比較からこの構築の評価出来る点を記載します。
・ダイナホウオウと受け系の構築とメタ系の構築に対して非常に高い勝率を誇ること(負けることも当然ありますが、それでも9割を超えていました)
・ミラーの発生が数えるほどしかなく(終盤はたまに当たりましたが、最終日はいませんでした)、ミラーをケアする必要がほぼないこと
・仮に既存のレシゼルネ構築を知っていても、こちらはゼクロムオーガの派生として組まれたため、これまでのレシゼルネでは採用されなかったポケモンの存在やそちらでは出来なかった動きを取れるので、相手の事前情報に囚われないこと
・運に依存する要素が非常に少なく、こちらからの運負けはほぼなかったこと
【反省点・課題】
私自身のプレイング及びプレイスタイルについても記載します。
・基本的にプレイングの難易度が非常に高すぎること。有利な構築は決まった動きの存在や有利なポケモンが多いのであまり気にしなくていいものの、それ以外の構築については高耐久及び回復が出来るポケモンが少ないため、被弾は最小限にしなければならないこと
・ザシアンへの引き先を一切用意していないため、ザシアンに不利な対面を作るとほぼ詰みなので、ザシアンに対してはプレイングへの依存が大きいこと
・特にホウオウナットなどレシラムの負担が大きい構築では霰ダメージ、命の珠ダメージ、相手からの被弾等のHP管理が非常にシビアなこと
・既存の伝説2体の並びの中でも恐らく最も相手のメタモンが重い構築なので、それをとにかくケアしながら立ち回らなければいけないこと
・使用者である私が壁構築、積み構築が非常に苦手なこと←
【結果】
私は1ROMのみで参加していて、8月22日まで3桁にキープはしていたものの、そこから試行錯誤の際に非常に溶かしてしまい、最終日の2日前には20000位までいってしまいまったものの、そこから最終日まで4000位まで何とか上げました。
最終日の夜中には500位~2000位の間で試合をしていました。朝8時ぐらいに3桁後半で試合していたものの撤退している方も多くて、強い方しか残っていなかったので、これ以上順位を上げることは難しいと判断し、ギリギリ3桁残るラインで撤退しました。
TN:ユウリ
順位:944位
レート:1809
大したことのない順位なのかもしれません。ただ私は2000チャレの経験などはあるのですが、そこでROMを止めたことはなく、最後まで溶かしても挑戦し、最終的にあまり誇れない成績で終えていて、これまで最終順位・レートは言ったことはありませんでした。
次のルールは参加を見送る方も多いので、今回でここまでの人口でやれる剣盾のランクマッチは最後かもしれないので、最低でも最終3桁は取ることには目標にしていたのでここで止めました。
【感想】
非常に扱いが難しい構築でしたが、ファン・趣味要素を兼ね備えつつ、ちゃんとメジャーな構築にも勝ちつつ、受け構築とメタ構築には絶対的な有利な構築を組めたのはとても嬉しいです。
この構築はオーロンゲやナットレイなどを入れてしまうと、使っていたからわかるのですがゼルネクロでよくなってしまうため、ゼルネクロで採用されないポケモンを採用し、目標通り独自の強みを持つ構築になったのも良ポイントかなと。
プレイング次第では10名以上の2桁の方にも勝てたため、プレイング次第で上位で結果を残すポテンシャルは秘めていると思います。そういう意味では、私の練度不足でもっと上にいけなかったことは大変悔しいです。
ポケモン対戦自体はまだ引退しないので、時間が確保できたときには、今度こそは2桁またはレート2000を取りたいと思います。
【謝辞】
原案となったゼクロムオーガを作り上げたえもちこんさん、結論ともいえる調整と技構成のゼルネアスを生み出したトッポさん、扱いやすく対面操作も出来るランターンを開発したピクルスさん、これらを世に出してくれて本当にありがとうございました!!
最後までレシゼルネを使い3桁~1000位台でランクマ配信をして、レシゼルネの可能性を見せてくれた上に、参考になる試合をお届けしてくれた紫代マキノさんには感謝しています。モチベーションの維持にも繋がりました。ランターンの情報提供で少しでも恩を返すことが出来たにであれば幸いです。
何かありましたら、コメントに書きこんでください。
初手ダイマックス型以外はダイマックスされる前にレシラムのダイバーンやゼルネアス+2ムーンフォース当てるぐらいしか勝ち筋がなく、プレイングで駆使して何とか倒していました。ただバドレックス側も立ち回りは対策はかなり確立されている印象で上手い人のバドレックスには勝てませんでした。
【本構築の評価点】
主に他のメジャーな構築、結果を残した構築との比較からこの構築の評価出来る点を記載します。
・ダイナホウオウと受け系の構築とメタ系の構築に対して非常に高い勝率を誇ること(負けることも当然ありますが、それでも9割を超えていました)
・ミラーの発生が数えるほどしかなく、ミラーをケアする必要がほぼないこと
・仮に既存のレシゼルネ構築を知っていても、こちらはゼクロムオーガの派生として組まれたため、これまでのレシゼルネでは採用されなかったポケモンの存在やそちらでは出来なかった動きを取れるので、相手の事前情報に囚われないこと
・運に依存する要素が非常に少なく、こちらからの運負けはほぼなかったこと
【反省点・課題】
私自身のプレイング及びプレイスタイルについても記載します。
・基本的にプレイングの難易度が非常に高すぎること。有利な構築は決まった動きの存在や有利なポケモンが多いのであまり気にしなくていいものの、それ以外の構築については高耐久及び回復が出来るポケモンが少ないため、被弾は最小限にしなければならないこと
・ザシアンへの引き先を一切用意していないため、ザシアンに不利な対面を作るとほぼ詰みなので、ザシアンに対してはプレイングへの依存が大きいこと
・ホウオウナットなどレシラムの負担が大きい構築では霰ダメージ、命の珠ダメージ、相手からの被弾等のHP管理が非常にシビアなこと
・既存の構築の中でも恐らく相手のメタモンが重いので、それをとにかくケアしながら立ち回らなければいけないこと
・使用者である私が積み構築が非常に苦手なこと←
【結果】
私は1ROMのみで参加していて、8月22日まで3桁にキープはしていたものの、そこから試行錯誤の際に非常に溶かしてしまい、最終日の2日前には20000位までいってしまいまったものの、そこから最終日まで4000位まで何とか上げました。
最終日の夜中には500位~2000位の間で試合をしていました。朝8時ぐらいに3桁後半
で試合していたものの撤退している方も多くて、強い方しか残っていなかったので、これ以上順位を上げることは難しいと判断し、ギリギリ3桁残るラインで撤退しました。
TN:ユウリ
順位:944位
レート:1809
大したことのない順位なのかもしれません。ただ私は2000チャレの経験などはあるのですが、そこでROMを止めたことはなく、最後まで溶かしても挑戦し、あまり誇れない結果で終えていて、これまで最終順位・レートは言ったことはありませんでした。
次のルールは参加を見送る方も多いので、今回でここまでの人口でやれる剣盾のランクマッチは最後かもしれないので、最低でも最終3桁は取ることには目標にしていたのでここで止めました。
【感想】
非常に扱いが難しい構築でしたが、ファン・趣味要素を兼ね備えつつ、受け構築とメタ構築には絶対的な有利な構築を組めたのはとても嬉しいです。
プレイング次第では10名以上の2桁の方にも勝てたため、プレイング次第で上位で結果を残すポテンシャルは秘めていると思います。そういう意味では、私の練度不足でもっと上にいけなかったことは大変悔しいです。
ポケモン対戦自体はまだ引退しないので、時間が確保できたときには、今度こそは2桁及びレート2000を取りたいと思います。
何かありましたら、コメントか@ruruaqua2まで連絡ください。