小雪レシゼルネ

トレーナーカード

はじめまして。ルルと申します。

2シーズンに渡り使用していた構築でしたが、S32は月末に新型コロナウイルスに感染し、高熱で頭が回らなくなり、とても対戦など出来る状況でなかったので終盤は潜れず、今月は私個人の事情で恐らくもう剣盾にランクマに潜らないため(すみません、息抜き程度に潜ってます)、この禁止伝説2体のルールが開催されている間にレシゼルネを使っている方のお力になりたい、見た目の完成度が高い構築を使いたいと感じた方が使えるように公開するに至りました

当初はとにかく強い構築を作ることを目標としていましたが、7世代は本気で対戦をしていたものの、8世代は今年ポケモン対戦に復帰したばかりの自分がデフレシーズンでレート2000を取ることは難しいと感じて、使うポケモンが4体ほど決まってからは現在の環境で可能な限り最も見た目が美しくて可愛い並びである程度勝てる構築として組んでランクマに潜っていました。

この構築での順位やレートに関しましては、基本的に三桁台から1000位台でで彷徨いつつ、最終日の朝に三桁前半に行ったもののレート2000を取りに行って集中力が持たずに失敗し、最終四桁で終えてしまったので、目安としては最終盤でなければ三桁にはいれる程度と思ってください。(私自身、現在でもこの構築に対するプレイングや選出がまだまだ甘いのもあると思います)

そのため、三桁台では全然やっていけるものの、二桁以上を取るのは恐らく無理な構築であることをご了承の上でお読みください

もしよろしければレンタルを公開しているのでそちらをお使いしていただいても構いませんし、この構築をお好みで改良するなどして使用して構いません。

(追記)

この構築をレンタルした方が数名いらっしゃってお話しましたが、元々この構築を扱うこと自体の難易度が高いとのお声をいただいたことに加えて、人によって選出やダイマックスを切る場面等のプレイングが大きく異なっていました。特に顕著だったのはゼルネアスへの知識及び理解が深く、扱いに慣れている方とそうでない方の勝率は大きく異なりました。そのため、選出順序等を含めたゼルネアスの熟練度が勝率へとそのまま大きく反映される構築かと思われます。そのため、ゼルネアスの熟練度が低い方にとっては、非常に難易度が高い構築になるかなと思います。

↑レンタルチーム

 

【構築経緯】

私は元々ゼルネクロを使用していましたが、地面等倍以下の鋼タイプへの勝率が低く、ミラーやホウオウが増えたので、ゼルネクロを使う事を諦めましたが、私がこれまで使った伝説で一番練度が高いのがゼルネアスだったため、ゼルネアスを軸にした構築を作ることにしました。

7月に開催された剣盾日韓交流戦にてSnowPartyさんが使用していたゼルネアス+スリップダメージの並びが非常に印象に残り、この並びをぜひ使ってみたいと思いました。

ゼルネアスと組む伝説としてゼルネクロの反省から地面等倍以下の鋼タイプに強いポケモンを探した時、組み合わせたときにミラーがほぼ発生しないことと元々相性がいいとされているレシラムを採用することにしました。

ゼルネアスと組むレシラムは物理と特殊のどちらもいるものの、特殊にするとホウオウが重くなること、二桁で結果を残しているのが物理型しかいないことから物理で運用することに決めました。

ただ物理レシラムは竜の舞を前提としていて、それで結果を残したという構築が非常に少なかったため、結果を多く残しほとんど似た動きをする竜の舞型のゼクロム構築記事をとにかく探して読みました。そこでs28にて2位を取ったえもちこんさんのゼクロムカイオーガ構築(【S28最終2位レート2139】雷鳴ゼクロムオーガ - ٩( ᐛ )و (hatenablog.com))を見つけ、レシラムゼルネアスでもほぼ似たような動きが出来るのではと考え、えもちこんさんの構築を参考に組むことにしました。

物理レシラムが竜の舞を使って運用する場合に壁がほぼ必須なことと、上記でお話したゼルネアス+スリップダメージが再現出来ることから参考元の構築記事でも使われていたキュウコン氷妖を採用することにしました。

レシラムが出せない場合にザシアンが重いことや、相手の積みアタッカーへの切り返しとしてメタモンを採用することにしました。

ここまでの並びでほぼ構築が完成されていましたが、初手のスカーフアタッカーに対して確実に1匹持っていかれてしまうので、えもちこんさんの構築と同じく初手の出し負けをカバー出来るポケモンを用意することに決めました。

そこでバドレックス黒に強いブラッキーカイオーガに強い万能傘持ちのハピナスを採用することにして、構築が完成しました。

 

ここまで読んでみてもらうと分かるのですが、この構築は既存のレシラムゼルネ構築のブラッシュアップというよりも、ゼクロムオーガの派生形という方が近いです。

ちなみに最初にレシゼルネを使って上位で結果を残した構築がありましたが(下記のリンクを参照)、ラキヌオーで荒すのは当時よりゴチルゼルが数を増やしているため、その戦術は採用しませんでした。

 

 

【個体解説】

ゼルネアス@パワフルハーブ

 

ゼルネアス@パワフルハーブ(フェアリーオーラ・ひかえめ)

221(156)-135(0)-118(20)-201(252)-119(4)-129(76)

ムーンフォース/ジオコントロール/ドレインキッス/みがわり

ぽけっとふぁんくしょん!

HB:陽気イベルタルの命の珠ダイスチルを確定耐え

C:特化

S:ジオコントロールを積むと素早さ+1のエースバーンを抜ける

参考元↓(問題あったら消します)

【ポケモン剣盾シングル S29 最終79位 レート2000】双璧のレシラムゼルネ~復活のメガリザX~ - ポケガーデン (hatenadiary.com)

元々CSベースのムーンフォース、雷、気合玉を使っていましたが、ダイスチルで返り討ちにするイベルタルが増加したのでダイスチルを耐えるこちらの調整を見つけ、そのまま使用しました。

技構成的にホウオウ重いのではと感じられますが、レシラムで全然対応出来るので、特に気になりませんでした。

この調整と技構成のゼルネアスは私が確認した範囲では上記の構築記事が初出で、最終2位を取った個体やSnowPartyさんが使用していた個体も全く同じでしたし、個人的には技も調整もこの環境においてはこれが結論だと思います。壁下で扱うゼルネアスはこれで完結しているとの話も耳にしました。

特化ムーンフォースは半減でも押し切れる上に、万が一コピーされてもHP総量の関係で択を間違えなければ勝つことも出来ました。

ホウオウネクロのようなゼルネアスによほど厚い構築でなければ、ほとんど選出していました。

ゼルネアスを使い慣れた方ならご存知かと思いますが、ムーンフォースのダメージを一回入れれば、ジオコントロールを積んだゼルネアスのフェアリー技でHPが削れた耐久振りザシアンを半減でも倒せます。

 

レシラム@命の珠

 

レシラム@いのちのたま(ターボブレイズ・ようき)

175(0)-172(252)-120(0)-153(0)-141(4)-156(252)

フレアドライブげきりん/ダブルウイング/りゅうのまい

ぽけっとふぁんくしょん!

S:最速(準速だと一舞しても最速ザシアンを抜けないため)

D:余り

意地にすることで初めて倒せるポケモンキュウコンの霰のスリップダメージにより、特化でしか倒せなかった相手も火力のない性格のレシラムで倒せるようになったので、一舞することで最速ザシアンを抜くことが出来る物理レシラムでもかなり少ない陽気で運用しました。

構築単位で重いホウオウを主に担当してもらうことが多かったです。

環境が進むにつれて一舞した意地レシラムでも抜かせない速いザシアン(特にHS)が増加したことから、最速での運用は正解だと思います。

ただ運用にあたり霰と命の珠のダメージに加えて、とにかくHPが消費しやすい点は注意していました。

フレアドライブの反動も気になりましたが、自主退場に頻繁に使用して、あまり気になりませんでした。

技は物理の炎とドラゴンで最高火力を出すことが出来るフレアドライブと逆鱗、これらを半減にする水フェアリーにも撃てて、竜の舞をすることがなくダイマックス時に素早さを上げられるダブルウイングにしました。

結果を残された方で岩技を採用している方もいらっしゃいましたが、コピーされた際に逆鱗で技を固定させるために意図的に採用しませんでした。

現在の環境でレシゼルネを使っている方のレシラムは特殊で運用されていることもあり、物理型を読まれない立ち回りもされて、イージーウィンを出来た試合もありました。

火力がない性格な上に攻撃種族値120なため、コピーされてもゼルネアスに引けば結構何とでもなりました。

ダイマックスをしたコピーレシラムのいなし方はこちらの動画を参考にしていました↓

https://youtu.be/Pl-yJ1GBlEc

余談ですが、pixiv大百科にて現環境における物理レシラムの解説がかなり詳しく熱く書かれているので、ぜひ一度目を通してみるのをオススメします。

 

 

キュウコンアローラのすがた)@気合の襷

 

キュウコン氷妖@きあいのタスキ(ゆきふらし・おくびょう)

149(4)-×(0)-95(0)-133(252)-120(0)-177(252)

ふぶき/ムーンフォースぜったいれいどオーロラベール

ぽけっとふぁんくしょん!

S:最速ガブリアス意識

H:余り

バンギラスカバルドンがいる構築以外では基本的に初手に出していました。

技も調整も持ち物も基本的にえもちこんさんの構築のものをそのまま使用し、技を撃つ相手も動かし方ほぼ同じです。

このキュウコンより遅いザシアンはほとんど耐久振りの身代わりを持たないザシアンでしたので、上を取れたらメタモンでコピーするようにしていました。

環境でよく見かけるHDジガルデもダイマックスされなければ一撃で倒せます。おかげでSを落として今の環境にいるジガルデよりも遅くなってしまったゼルネアスを採用しつつも安定して勝てました。

霰が本当に優秀で、スリップダメージによってゼルネアスの天敵のヌケニンを倒したり、陽気レシラムではミリ残しになって一撃で倒せない相手を倒すことが出来る等のレシゼルネにとって手の痒い部分に手が届く天才的なピースでした。

本家同様HP1でも残しておくと、霰や壁の再展開が出来たり、相手の低速な後続のポケモンを抜群が付きやすい技範囲で倒したりできます。ザシアン対面でオーロラベールを貼ってメタモンに交代してコピーしたザシアンで荒らすなどと何かと便利でもっと使われてもいいと思ったポケモンでした。キュウコンメタモンだけで勝てた試合も何度かありました。

上手く行った試合ほどHP1でもキュウコンを温存していました。

 

 

ブラッキー@食べ残し

 

ブラッキー@たべのこし(せいしんりょく・おだやか)

202(252)-×(0)-131(4)-80(0)-200(252)-85(0)

イカサマ/ねがいごと/まもる/あくび

ぽけっとふぁんくしょん!

HD:黒バドレックス意識で特防特化

B:余り

ゼルネアス、レシラム、キュウコンだけでは上からアストラルビットを撃たれるだけで試合が終わってしまいますし、メタモンでコピーしてもスカーフ所持率が高くて同速勝負になることから、黒バドレックスメタとして入れました。構築的に映えるかなと思い色違い個体を採用しています。

今ですとこの枠はガオガエンがメジャーですが、この構築で採用してしまうと岩技(特にステロ)の一貫が大変なこととなることと、欠伸で対面を操作したい場面があったために採用しました。

バドザシ、バドホウオウ等の黒バドレックス入りには基本的に出すように心掛けています。

シンクロによって欠伸ループに嵌められない状況になってしまうことや、怯みでの突破を許さないように特性は精神力にしました。

 

 

ハピナス@万能傘

 

ハピナス@ばんのうがさ(しぜんかいふく・おだやか)

331(4)-×(0)-62(252)-95(0)-205(252)-75(0)

シャドーボール/めいそう/でんじは/タマゴうみ

ぽけっとふぁんくしょん!

HD:カイオーガの特化眼鏡潮吹きを確定2発耐え

B:余り

この構築が初手カイオーガで終わってしまうため(素早さによってはキュウコンの霰も消されてしまう)、カイオーガ対策で入れました。技構成も調整も汎用性を欠いているため、カイオーガ入り以外には出しません。

輝石ラッキーではなく、万能傘ハピナスなのは、この枠がカイオーガさえ何とかなればいいため、対カイオーガ性能がラッキーより優れていること、ラッキーは輝石を失うと機能停止しかねないのですが、万能傘なら失ってもまだやれることからハピナスを採用しました。カイオーガに後投げして、目の前の相手に電磁波を入れるだけです。瞑想を見せれば、流石に瞑想と身代わりカイオーガも絶対に引くので、確実に相手一体に電磁波が入りました。

カイオーガ対策として使われる水無効枠はガマゲロゲトリトドン等がいますが、当時ゴチルゼルが流行し、それらがキャッチされると試合が終わるため、ゴチルゼルを突破するためにこちらも積んでアシストパワーでの突破を許さず、シャドーボールでダメージを入れる技構成となっています。ヌケニンも倒せるという副産物もありました。

基本的にカイオーガに後出し、電磁波をカイオーガや後続に入れて、起点の回避や相手の動きの自由度を落とします。

見た目を気にしてハピナスにしていましたが、恐らく最も変更すべき枠はここで見た目を無視するならザシアンに圧力を掛けられる鉢巻ガマゲロゲかヨプの実持ちで電磁波を撃てるナットレイが安定すると思います。

 

 

メタモンこだわりスカーフ

 

メタモンこだわりスカーフ(かわりもの・れいせい)

155(252)-68(0)-68(0)-74(0)-57(0)-61(0)

へんしん///

ぽけっとふぁんくしょん!

一般的なスカーフメタモン。ザシアン、アタッカーネクロズマ、ゼルネアス、ゼクロムなどを主にコピーしていました。

オーロラベールを貼ることでコピー元以上の耐久を得られるぐらいしか特にお話することがありません。

ただ現環境は研究が進み、特に8月以降はHSや身代わり持ちのザシアンが増えてしまい、ザシアンをコピーしても以前ほどの爆発力は無くなったように思います(そうでもなくなりました…?)

 

 

【選出・立ち回り】

基本選出はキュウコン氷妖レシラムゼルネアスでしたが、あまりしませんでした。比較的選出の自由度が高い反面、かなりアドリブも求められる感じがします。選出及びプレイングに関しましては、ゼルネアスを通すことをとにかく主軸として、それ以外のポケモンで通しにくい相手を担当してもらうように意識していました。

配信者の方とマッチングしてアーカイブを遡って分かったことなのですが、ゼルネアスハピナスがいる関係上、初手ザシアンを強烈に呼びます。私自身も選出誘導をかけていることに気付きませんでした。そのため、初手メタモンザシアンのコピーの成功率は非常に高かったです。

ゼルネアスレシラムメタモンに非常にコピーされやすいため、身代わりでコピーを予防する、切り返せるようにダイマックス権を残しておくようにしていました。というより、原則としてこちらからダイマックスを切らないようにしていて、初手ダイマックス等はほぼしませんでした

 

ザシアンバドレックス黒 選出キュウコン氷妖レシラムブラッキー

基本的にこれで何とかなりましたが、カバルドンがいるとキュウコンメタモンにしたりもしていました。バドザシはHSザシアン少ない印象を受け、メタモンが通った試合が多くありました。

 

ザシアンカイオーガ 選出 メタモンゼルネアスハピナス

環境の並びの中で一番キツイ並びです。大体初手ザシアンが来るので、初手メタモンでコピーして交代を強制するか、荒す等して、サイクルを回してゼルネアスを通していました。レシラムを出したいのですが、イベザシと同様にザシアンにダイバーンを当てたいけど、雨を降らされてしまうため出せませんでした。加えて、雨で天候が掻き消されやすく、キュウコンで壁を貼るのが難しく、割り切ってサイクルを回して何とかしました。ここがザシオーガにあまり苦戦しないゼクロムオーガとの最大の違いかと思います。

環境トップに勝てなくもないけど、相当のサイクルを回すという点はこの構築の大きな欠点だと感じます。本記事の公開前にレシゼルネの使用経験者にお話したところ、皆さん口を揃えて、レシゼルネ自体がそもそもザシオーガがキツいとのことでした。

 

ザシアンイベルタル 選出キュウコン氷妖レシラムゼルネアスorキュウコン氷妖メタモンゼルネアス

壁を貼って、レシラムで舞えば大体勝てます。ただ慣れたら後者で戦っていました。

 

ネクロズマ日ゼルネアス 選出ゼルネアスレシラムメタモン

先にゼルネアスでオーロンゲを倒しつつ、ネクロズマを誘います。レシラムで舞ってそのまま倒し続けるか、わざとネクロズマの弱点保険を発動させて退場し能力の上がったネクロズマメタモンでコピーして勝ってました。ただメタモンでコピーしても全くアドバンテージが取れないアシストパワー型のネクロズマをコピーすると負けに直結するため、ネクロズマのコピーを積極的に狙いに行くのは途中から控えました。

 

ホウオウバドレックス黒 選出キュウコン氷妖レシラムブラッキー

基本的に壁を貼るかサイクルを回してレシラム舞ってしまえば、サイクルを崩して、そのまま勝てました。いわゆるバドホウオウをマスターした人とのマッチングが無かったので、そういった人との対戦ではどうなるか分かりません。8月半ばに当時3位のサックーさんのバドホウオウとマッチングして、ガブリアス、オーロンゲ、ホウオウが選出されました。ガブリアスが初手で選出されて、レシラムで積んで攻めたものの、オーロンゲの壁にこちらの攻撃がほとんど通らなくなり、ホウオウを倒せず、ブラッキーもこの試合では全く役割を果たせませんでした。

この構築は上手い人ほどバドレックスを選出しない傾向があります。

 

ムゲンダイナイベルタル系のメタ構築 選出キュウコン氷妖ゼルネアスレシラム

7月から流行り、今でも時々見かけるメタ構築。剣盾日韓交流戦で証明しているようにゼルネアス+霰は相手がほぼ無理なため、一番楽に勝てました。枠の1つがエアームドに変更されている構築にも全然勝てました。

 

 

【キツいポケモンや並び】

カバルドン

キュウコンで壁も貼れず、襷も潰され、吹雪の命中も下げられる上に、こちらから初手で一撃で倒す手段がなくて、かなり荒されます。使用率が低いのが幸いです。

 

HSザシアンカイオーガ

ザシアンでメタモンをコピーしても全然アドバンテージを取れませんし、そもそもカイオーガが重い構築なので、全てのザシオーガ中で一番勝てませんでした。8月以降、恐らく前期にイベザシが結果を残したことから急増し、とにかく順位を溶かすことになりました。

 

電磁波持ちバンギラスムゲンダイナ

どちらが初手に出るか読み、噛み合わせれば全然勝てますが、間違えるとほぼ負けでした。初手の選出読みを間違えると、ゼルネアスとムゲンダイナの対面が出来たとき、毒無効がいないので初手ムゲンダイナの攻撃で半壊しかけます。初手キュウコンバンギラスの対面はこちらもオーロラベールを封じられる上に、電磁波で起点を作られ、積む余裕が無く不利になりました。

 

 

【まとめ・感想】

メジャーな構築であるザシオーガが苦しいことやプレイングの難易度の高さこそあれど実用性を高い水準でまとめつつ、見た目を可能な限り美しいポケモンや可愛いポケモンを採用して、3桁台でも全然戦えるスペックを持った構築を作れたのは大変嬉しく思います。

原案であるゼクロムオーガと比べ、苦手とされていたナットレイはこの構築においてはあまり重くありませんでした。

ただザシアン環境においてゼルネアスを採用し、その中でも最も練度がものを言う調整と技構成をしているので、原型であるゼクロムオーガ以上の高い難易度の選出やプレイングを要求され、私自身もマスター出来たとはとても言えません。

この構築によって、何かインスピレーションを得たり、対戦での勝率の向上に貢献出来れば幸いです。

 

 

【謝辞】

この構築の原案となる構築を作ったえもちこんさんにはぜひ感謝を伝えたいのですが、ブログにてTwitterのリプライ等はいらないとのことでしたので、この場を借りてお礼を申し上げます。素敵な構築を組み、記事を世に出して、本当にありがとうございました。